3月30日、(株)井筒屋(北九州市小倉北区、代表:中村眞人)は博多リバレインに出店していた「サロン・ド・井筒屋 U」(福岡市博多区下川端町3-1イニミニマニモB2)を、今年6月末をもって営業終了すると発表した。
同店は2007年11月2日、都心立地での新しい業態確立のため富裕層をターゲットとして、敷地面積1,800平方メートルにファッション、ギフト、フード、カフェなど12店を設置して開店。停滞する中洲・川端地区の活性化の起爆剤として期待されていた。
しかし、出足は好調だったもののその後は集客力に欠け、また昨今の急激な経済状況の悪化にともない高額商品の売れ行きが低迷。業績の回復が見込めず、今回の決定に至ったようだ。
なお同社は、店舗撤退損失引当金8億3,000万円を連結、個別ともそれぞれ特別損失に計上する。
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