同協組によると、2008年度の出荷量は約140万m3で07年度より26%のダウン。売上高は、流動的ながら150~165億円が見込まれる。予想以上の市況の厳しさである。市況を回復させるような好材料は今のところない。この状態が続くと、同地区内で破綻してしまう工場が生じてしまう可能性もある。同地区の生コン業界がこの苦境に耐えうるかどうかは、同地区の命運を握る組合執行部の舵取りいかんにかかっていることは言うまでもない。
【河原 清明】
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