昨年の金融危機を背景に個人金融資産の減少が急速に進んでいる。日本銀行によると2008年12月末の個人金融資産残高は、1,433兆5,167億円になり、前年比で5.7%減少した。 株式、投資信託等が大きく減少していることが要因であるが、一方で、安定資産への回帰が強まっており、定期性預金、国債等は増加している。
【久米一郎】
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