「他県の同業者と話すことがあるのですが、福岡県、特に福岡地区の組合をまとめるのは、本当に大変だろうと思います。この苦しい時期にこそ、真のリーダーが必要なのです。工場の集約化は早期に行なうべきではないでしょうか。先日、ある生コンプラント会社の関係者が言っていました。“近頃は出荷が半数になっており、生コン工場の経営者が『本当に経営が苦しい』と叫んでいるという話をよく聞く”と。バランスが取れている組合は、やはりリーダーがビシッとモノが言える人です。福岡地区を纏めるには、相当の気概と見識があり、なおかつ尊敬される人でないと苦しいでしょうね。これだけ広い範囲のエリアをカバーし、極めて多種多彩な経営者によって組合員が構成されている地区は、福岡地区以外にはそうないでしょう…」と語る。
2009年期の出荷予測は約110万㎥という。08年度の出荷より約21%ダウンする見通しで、苦境が続くものとみられる。
福岡地区生コン協組の動向は、組合員もさることながら、販売会社及び関係者の注目が日増しに大きくなっている。昨日は、同協組で理事会が開催されたが…。
【河原 清明】
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