我が国の生コン業界は、協同組合での活動で成り立っている。
協同組合とはそもそも、ある共通目的のために個人あるいは中小企業者等が集まり、組合員となって組合を設立し、民主的な管理運営を行なっていく相互扶助組織である。即ち、連帯経済の主要な担い手なのである。キーワードは“民主的”、“連帯経済”である。
社会的連帯が基盤となっている協同組合。福岡地区でも、協同組合の本質においてはかくあって戴きたいものである。先日、今年度初めての同協組理事会が開催されたが「今年度も改進する雰囲気は相変わらず懐疑的」とある関係筋から聞き及んでいる。
真の連帯とは、うわべだけ同調、迎合することではない。各組合員が組合、そして業界のことを真摯に考え、議論を尽くして日進月歩となることを期待してやまない。
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【河原 清明】
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