(株)マキオが展開するA-Zスーパーセンターはやと店が3月18日に開業した。24時間営業ディスカウントストアAZとしては阿久根、川辺についで3店舗目となる。従来の2店舗は過疎の町への出店だったが、今回は初めて人口密集地への出店となる。競合店が多い中での出店でどのような滑り出しを見せるか注目されたが、開業から多くの買い物客が押し寄せた。自動車は予約まで含めるとわずか2週間で約300台を売り上げた。日用品のみならず高級品まで売れていくという。従業員は「衣類の売れ行きが予想を超えた」とうれしい誤算に悲鳴をあげる。
しかし、牧尾英二社長、岡前克明取締役店長ともに「評価は早すぎる」との見解を示している。岡前氏は「半年後、1年後にどうか」とも見ている。
従来の店舗は顧客の要望に応える中でジワジワと支持を広げた経緯があるからだ。
今回は多くのマスコミが盛んに取り上げ全国的にも注目される企業となった中での出店で、いわば鳴り物入りである。開業以来3度目の週末となる4月4,5日には鹿児島市や宮崎県都城市から来客が押し寄せた。半年後、1年後にも同エリアに集客できているか住宅密集地での出店は全国の流通業者が固唾を飲んで見守っている。
<AZはやと>
鹿児島県霧島市隼人町真考3677
電話:0995-56-5200
FAX:0995-56-5201
【鹿島】
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