(株)ノダ
3期連続欠損で正念場に
雄健工業(株)
再び赤字転落。今後は?
■不動産投資ほか(東京)/パシフィックホールディングス(株)
【続報】債権者判明 負債総額 約1,636億4,500万円
代 表 : 織井 渉
所在地 : 東京都千代田区永田町2-11-1
設 立 : 1995年4月
資本金 : 196億3,947万円
年 商 : (08/11連結)約1,315億9,600万円
弊誌3月16日号「モルグ」にて既報の、同社の債権者が判明した。負債総額は約1,636億4,500万円が見込まれる。
■土木・管工事(北九州)/(有)栄香工業
【続報】債権者判明 負債総額 約1億4,000万円
代 表 : 相原 勉
所在地 : 福岡県行橋市南大橋3-3-36
設 立 : 1993年12月
資本金 : 300万円
年 商 : (07/7)1億5,774万円
弊誌2008年8月11日号「モルグ」にて既報の、同社の債権者が判明した。負債総額は約1億4,000万円が見込まれる。
■戸建・マンション分譲ほか(東京)/(株)アゼル
東証・大証一部上場 破産手続開始決定 負債総額 442億8,979万円
代 表 : 古江 正
所在地 : 東京都大田区西蒲田8-23-1
福岡営業所 : 福岡市中央区天神5-7-3
設 立 : 1957年11月
資本金 : 160億800万円
年 商 : (08/3連結)596億300万円
弊誌4月2日号「モルグ」にて既報の、同社の債権者が判明した。負債総額は442億8,979万円が見込まれる。
■介護福祉機器の開発・製造・販売ほか(福岡)/ミツクラ(株)
トラブル 破産手続申請準備中 負債総額 約9億3,200万円
代 表 : 今本 光子
所在地 : 福岡市博多区古門戸町2-4KSコモンドビル
設 立 : 2003年12月
資本金 : 2億3,975万円
年 商 : (08/3)2,300万円
3月23日に事業を停止した同社は、4月1日に破産手続申請の準備に入った。申請代理人は徳永亮二弁護士(弁護士法人徳永綜合法律事務所、福岡市中央区大手門2-3-11、電話:092-725-8671)。負債総額は約9億3,200万円が見込まれる。
■業界を読む
同業他社にない差別化戦略で不況下にも元気な木質建材企業
木質建材業界
今年2月の新設住宅着工戸数は、対前年同月比で24.9%減の6万2,303戸と3カ月連続で対前年比が減少したうえに、減少幅も拡大している。2月の季節調整以後の年率換算は86万6,000戸であった。一方、着工の約1カ月前の先行指標となる建築確認交付件数は前年比23.7%減と1月の16.1%減よりも減少している。3月以降も対前年比で新設住宅着工が大きく落ち込むことは間違いない。しかしこうした厳しい環境下でも、同業他社にない差別化戦略で収益を確保している企業がある。前回の越智産業(株)に続き、今回は高千穂(株)、(株)キューハウ、(株)市岡の3社の経営者に今期の決算予想と次期への戦略を語っていただいた。
高千穂(株)
○九州地区におけるプライスリーダー
○常に他社に先んじた判断と動きが収益力に
○豊富な情報網を活かした状況対応と競争力維持
(株)キユーハウ
○木材プレカット加工の九州における先駆者
○内部留保の蓄積で強固な財務体質に
○収益拡大を支える販売力と与信管理力
(株)市岡
○銘木販売からの業態転換で成功
○強力な営業体制と磐石な財務体質
○売上だけを追わず不良債権発生を防ぐ
■データ・マックス15周年記念講演(2)
信念を貫き通した10年間 カンボジア支援から得たもの
カンボジア地雷撤去キャンペーン(CMC) 代表 大谷 賢二 氏
去る3月27日に開催された弊社15周年記念講演&パーティ。前号(I・B1423号)でご紹介した政治経済評論家の副島隆彦氏の講演に続き、カンボジア地雷撤去キャンペーン(CMC)代表の大谷賢二氏が登壇した。昨年で10周年を迎えたCMCの活動やカンボジアの実情を、スライドを用いて説明し、多くの参加者の耳目を集めた。前半部では大谷氏の講演のダイジェストを、後半部では皆様の寄付による学校建設についてお伝えする。
○きっかけは学生時代 10年を迎えたCMCの活動
○数字で見る実情 現地を見て知る実情
○弊社がCMCを応援する意味 皆様からの寄付がカンボジアの未来を創る
■クローズアップ
SFCG破綻により浮上する借入先の新たなる難問
3月24日、商工ローン業者最大手のSFCGが民事再生手続を廃止され、自己破産した。同社の破綻はサブプライムローン問題に端を発する一連の金融不安に起因するものではあるが、これにより借り手側の中小企業には新たなる問題が浮上してきている。
○規制強まる貸金業界 激減する業者数
○外銀の引き上げによりSFCG自己破綻
○困惑の借入先 行き詰る資金調達
■シリーズ「不況を生き抜く地場企業」
屋上庭園で起こす「屋根の革命」 苦しみのなかで見出したヒント
(株)栄住産業
木造陸屋根防水工法「スカイプロムナード」を開発した㈱栄住産業。エンドユーザーを対象とした営業戦略を採用せず、あくまでも住宅メーカーや工務店を主要ターゲットにした営業展開を図った。しかし2008年3月期は経常段階で赤字となり、苦しい経営を迫られた。そうしたなか、あることをヒントに「屋根の革命を起こそう」とひらめいた。
○苦境を打開するために
○商品にかける意気込み
○環境対策への取り組み
■流通大競争時代
受難時代迎えた大型商業施設 テナント集まらず開業延期続出も
ショッピングセンター(SC)が受難の時代を迎えている。「イオンモール大牟田」がテナントの確保ができず開業延期に踏み切ったのに続き、水巻町で建設中の「ヒルトップテラス水巻」では準核テナントに予定されていたサンリブが出店中止を決めた。イオンは小郡市でも開業延期を地元自治体に申し入れた。不況でテナントが出店に慎重になっているうえ、開業後の売上もめどが立ちにくくなっていることが背景にある。計画中のSCが相次ぎ延期に追い込まれる可能性がある。
○開業間際でサンリブ撤退
○イオン、小郡も開業延期
○流動化手法通用せず
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