筑紫野市と周辺自治体で構成する一部事務組合・山神水道企業団(企業長・平原四郎筑紫野市長)をめぐる競売入札妨害(偽計)事件で、新たな逮捕者が出た。
10日、福岡県警に同容疑で逮捕されたのは企業団の元事務局長・山田良則容疑者(68)。この事件をめぐっては8日、元筑紫野市議会議長で、事件当時の企業団議長を務めていた筑紫野市議・下田淳一容疑者が指名手配を受け逮捕されたばかり。山田元事務局長の逮捕で山上水道企業団発注工事をめぐる逮捕者は8人となった。
競売入札妨害事件から贈収賄事件に発展する可能性も指摘されており、事件がどこまで拡大するか注目される。同企業団のトップ(企業長)である平原筑紫野市長は、企業団の職務について最終的な決裁権を有しており、責任を問う声も上がり始めているという。
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