(株)マルマエ(本社:鹿児島県出水市、前田 俊一社長)は、4月13日、2009年8月期 第2四半期決算(非連結)を発表した。
当期の売上高は前年同期比208.8%増の12億9,800万円、経常損失は1億2,200万円(前年同期の経常損失は3,600万円)、四半期純損失2億4,200万円(前年同期の純損失は2,300万円)となった。
売上高については、当期より装置組立事業の売上高を計上したことと、液晶製造装置業界の市況好転を受けたことにより、対前年同四半期比で3倍強の売上計上となった。しかし、利益面については、売上高の約53%を占める装置組立事業において、初号機組立にかかる立ち上げ費用が発生したこと、急激な円高によって、円安時に購入した海外購入部材で棚卸し評価損が発生すると共に製品原価を押し上げたことなど、実質的な受注額減少が利益を圧迫したとしている。
また、昨年秋以降の景気後退局面を受け、減損会計を適用し、保有する土地建物や機械設備などの固定資産について、事業所および個別設備ごとに将来の回収可能性と時価評価値の精査を行った結果、固定資産の減損損失(特別損失)を1億5,900万円計上したとしている。
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