北朝鮮は14日、朝鮮中央通信を通じて「6者協議には今後絶対に参加しない」との趣旨の外務省声明を表明した。国連安保理におけるミサイル発射を非難する議長声明を受けてのものと見られる。
さらに北朝鮮は、「自衛的核抑止力」を強化するとしており、各国が北朝鮮に自制を求める声を、完全に無視する行動に出たことになる。
衛星と称して長距離弾道ミサイルを発射、他国を恐怖と混乱に巻き込んだ国の暴走はとどまるところを知らない。北朝鮮をこれ以上刺激しないようにとする中国などの抵抗で、決議から議長声明へとなったものの、北が「6者離脱」を表明したことで、国連の威信も揺らぐことになった。
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