読者のみなさんへ
弊社は『福岡にパワーを与える企業100社』を出版致しました。
同書は、昨今の経済動乱の最中にあって、絶えざるパワーとエネルギーで躍進を続ける福岡・九州の企業を、トップの肉声を交えながら紹介します。
成功の秘訣や、経営戦略のヒントが盛り沢山の内容となっております。企業経営者の方も、これから経営を目指そうとする方も、本書を読めば、勇気百倍!! ご期待ください。
【媒体概要】
福岡・九州の企業100社を、文章と写真とで紹介。カンパニーインフォメーション(会社概要)・代表プロフィール・ワンポイントPRを併せ掲載。
株式会社 データ・マックス
TEL 092-262-3388 FAX 092-262-3389
株式会社 コーセーアールイー
個々の好みを住まいに反映
顧客の人生に伴走するデベロッパー
-COMPANY INFORMATION-
代表者:諸藤 敏一
所在地:福岡市中央区赤坂1-15-30
創業:1992年9月
資本金:3億3,800万円
業種:マンションの企画・開発・販売・不動産管理
TEL:092-722-6677
URL:http://www.kose-re.jp/company/
危機にこそ見える、新たな視点
少子高齢化が生む、堅実な需要
大手マンション販売会社時代には、敏腕営業マンとして知られた諸藤敏一氏が、(株)コーセーを設立したのは、1992年のこと。「思いどおりに仕事をしてみたい。自分が住んでみたいと、いつも心に描いているようなマンションを、思いどおりに造ることができれば、きっと売れるはずだ!」との確信と熱情を、実行に移したのだ。以後、地場のマンション・デベロッパーとして発展。2005年1月に本社を現自社ビルに移転すると同時に、社名を現社名である(株)コーセーアールイーに変更。06年には東京支店を開設するに至っている。主力「グランフォーレ」シリーズは、顧客のニーズと要望を最大限に満たすマンションとして定評が高く、物件数を増やしている。また、同社は04年、ISO9001の認証を取得している。
現在、アメリカに端を発する経済不況は世界規模に広がっており、日本もまた、当初予想をはるかに超える影響を、こうむりつつあるようだ。が、諸藤社長は、世の中が大きくゆらいでいる時だからこそ、新たな可能性が見えてくるのだという。
昨年までは地価がかなり高い水準にあり、土地を購入しようにも、難しい状況にあった。しかし、高値買いによって、地価を高騰させていたファンド系の会社などが、不動産市場から姿を消してしまったことにより、地価が安定化する傾向を見せはじめたのである。これは、物件開発業者にとっては、大きな好機であると言える。地価が高騰したからといって、顧客の年収も上がったというわけではなかったので、当然のことながら需要は、冷え込みをみせていた。地価が低下して、適正な価格に落ち着くようになれば、需要は徐々に回復するものとみられる。
「マスコミは、不況を煽りすぎているきらいがあります。経済は当面、よくなることはないと思います。しかし、日本には、先天的な需要が十分にあるのではないでしょうか。例えば、少子高齢化の到来は間違いないことですが、今後は戸建ては減るものの、マンションの需要は増えるのではないかと思います。また、全般的に新築は減るとみられますが、補修や改修の需要が増大するのは、必然であると言えましょう。特に、福岡においては、向こう25年くらいは人口が増え続けるという、福岡市による統計結果が出ています。人口が増えるということは、われわれ開発業者にとってはプラスに働くものと考えています。」
諸藤社長は、不況下においても慌てることなく、未来に向け、明るい展望を見出しつつある。
(以下、『福岡にパワーを与える企業100社』参照)
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