太平洋セメントが、4月21日に発表した2009年3月期の業績予想修正は以下の通り。
(単位:百万円)
売上高:317,000(前回発表比較 ▲3,000)
営業利益:▲6,900(同上 2,100)
経常利益:▲2,900(同上 2,100)
当期純利益:▲55,000(同上 ▲10,000)
営業利益、経常利益の改善は、全社で取り組んだコスト削減による固定費の減少が要因。
当期純損失の悪化は、特別損失(投資有価証券評価損及び関係会社株式評価損、貸倒引当繰入額)と税金費用の増加が原因であることを述べている。
関係者によると、「全社挙げて徹底的にコスト削減に取り組んで、経営改善に挑んでいる。業界リーディングカンパニーである同社でも何とかしなければならないという必死さが伝わってくる」とコメント。
【河原 清明】
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