ケネディクス不動産投資法人が保有していた博多KDXビル(博多駅南1丁目)が4月22日、久留米市の福岡スタンダード石油(株)へ譲渡された。
同物件の売却価額は20億円で、ケネディクス不動産投資法人の取得価額より3億5,000万円ほど低い金額での譲渡となった。
サブプライムローン問題以降、不動産に対する融資は冷え込み、不動産が流通しづらい状況が続いている。博多駅は九州新幹線の全通に向け改築中であり、博多駅周辺の再整備が進展中である。駅周辺では10億円前後のオフィスビルなどが多数売りに出ており、活性化を促すためには、金融機関の融資緩和が鍵になるだろう。
【阿比留】
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