福岡中央魚市場（株）
マグロ販売を巡る回収遅延発生

（株）ＴＲＵＣＫ‐ＯＮＥ
原油高騰で買い控えの影響受ける

■土木工事・運送（福岡）／（株）松尾土木
【続報】　債権者判明 負債総額 ５億7,076万円

代　表 ： 松尾　保
所在地 ： 福岡市博多区榎田2-1-1
設　立 ： 1961年９月
資本金 ： 4,000万円
年　商 ： （08/7）14億799万円

　弊誌2009年３月30日号「モルグ」にて既報の、同社の債権者が判明した。負債総額は５億7,076万円が見込まれる。
　詳細は以下の通り（単位/千円、100万円以上、債権額は申請書類によるもので確定債権とは異なる）。

■清酒酒造（熊本）／美少年酒造（株）
信用失墜　民事再生法適用申請 負債総額 約19億円

代　表 ： 緒方　直明
所在地 ： 熊本県下益城郡城南町隈庄401
設　立 ： 1920年６月
資本金 ：6,000万円
年　商 ：(08/９)13億445万円

　幣誌2009年４月９日号「SIC」にて既報の同社は、４月16日に熊本地裁へ民事再生法の適用を申請し、17日に保全命令を受けた。申請代理人は由井照二弁護士（由井法律事務所、熊本市黒髪3-12-4、電話：096-343-0585）。負債総額は約19億円が見込まれる。

■産業機械設計・卸売販売（北九州）／ヤマナミ商事（株）
受注不振　破産手続申請準備中 負債総額 約２億円

代　表 ： 山村　輝夫
所在地 ：北九州市小倉北区紺屋町13-1
設　立 ： 1988年５月
資本金 ： 1,000万円
年　商 ： （08/12） 約３億2,000万円

　４月15日までに事業を停止した同社は、破産手続申請の準備に入った。事後処理を日高裕正司法書士（日高司法書士・土地家屋調査士事務所、北九州市門司区大里戸ノ上1-5-9、電話：093-372-5757）に一任している。負債総額は流動的ながら約２億円が見込まれる。

■建築工事、建材販売（沖縄）／（株）大真木材
採算割れ　民事再生法申請準備中 負債総額 現在精査中

代　表 ： 大城　匠
所在地 ： 沖縄県那覇市安謝232
設　立 ： 1972年４月
資本金 ： 1,540万円
年　商 ： （08/３）４億457万円

　４月20日までに、同社は法的手続きに移行する旨を取引先に通知し、民事再生法申請の準備に入った。申請代理人は松崎暁史弁護士（沖縄合同法律事務所、沖縄県那覇市泉崎2-2-5、電話：098-853-3281）。負債総額は現在精査中。

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■トップインタビュー
公立大学法人として地域との関係重視　国際化に対応できる経営組織づくりを
北九州市立大学　阿南　惟正　理事長

　北方とひびきのの２キャンパスに、５学部４研究科、学生数約7,000人を有する北九州市立大学。60年の歴史を誇る同大学は2005年に法人化され、６年間の「中期計画」に基づいて教職員一体となって改革を推進している。

○地域貢献度調査Ｎｏ.１　地域との関係重視の経営
○地元で競争力ある産業に直結する研究の取り組み
○学部の枠組みを超えた「地域創生学群」を設立
○環境やロボットの技術を北九州の国際的競争力に
○産業界に負けない改革で大学のレベルアップを

■流通大競争時代・逆風下の百貨店（２）
井筒屋・意地の福岡残留が裏目に　苦渋の撤退劇、その舞台裏
（株）井筒屋（下）

　（株）井筒屋が博多リバレインに出店している「サロン・ド・井筒屋U」を６月に閉店する。こだわり続けた福岡からの撤退は、井筒屋の経営環境の深刻さを物語っている。

○苦渋の博多撤退
○伊勢丹との距離感
○経営資源の集中の矛盾
○人材不足を露呈

■企業研究
変化に対応する力を磨きながら厳しい経営環境を生き抜く
（株）エブリワン

　大手コンビニ企業が攻勢をかけるなかで、ローカルチェーンの動きも見逃せない。熊本の（株）エブリワンは、名古屋に本拠を置く（株）ココストアの傘下ながら、地元九州で独立独歩の戦略を展開。そこから垣間見える「変化に対応する努力と工夫」をレポートする。

代　表：冨田　晋
所在地：（本部）熊本市流通団地2-11
設　立：1994年10月
資本金：４億1,000万円
売上高：（08/５）約560億円
店舗数：340店舗（08年５月現在）
ＴＥＬ：096-214-3133

○地元九州に軸足を置いたコンビニエンスストア
○寿屋時代から引き継ぐノウハウ
○進化する独自の商品戦略
○「地産地消」の商品づくりに注力
○きめ細かな人材育成の仕組み
○アルバイトのやる気を引き出す工夫
○リサイクルの体制づくり
○廃油は100％をリサイクル
○地方コンビニの生き残り策とは
○メリットのない時間短縮と値引き

■特別寄稿ＣＭＣ特別レポート 026

団体の支援、自らの力でたくましく生きる障害者たち
カンボジア地雷撤去キャンペーン（ＣＭＣ）代表 大谷 賢二 氏

　ＣＭＣ現地スタッフの頑張りと関係各NGOの協力、日本国内でのスポンサーの確保により、2006年８月からのラジオ番組「VOICE OF HEART」は順調に進んだ。

カンボジア地雷撤去キャンペーン
〒814-0002 福岡市早良区西新7-1-58
TEL：092-833-7676
FAX：092-833-7677
URL：www.cmc-net.jp

○職業訓練センター「ＣＷＡＲＳ」
○支援団体のサポートと本人の意欲が自立の鍵
○まずは「知ること、理解すること」から

■恩田の深層ＷＡＴＣＨ

測量大手の受注競争激化で問われる情報の海外流出と行政の危機管理能力

　各県に少なくとも100社、全国で2万社といわれる中小測量会社が近年、相次いで廃業に追い込まれている。理由は今回の金融、経済危機と関わりなく、大手測量会社の身勝手な経営手法と政府をはじめとする行政機関の危機管理意識の低さ以外の何ものでもない。

○初歩的な測量ミスから県知事辞任へ
○ミスのチェックできず安値受注の弊害露呈
○危機管理意識なき海外への業務委託

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