WHOが新型の豚インフルエンザについての警戒レベルを「フェーズ４」に引き上げたことを受けて、舛添厚労相は28日早朝、メキシコ、アメリカ、カナダにおいて「感染症の予防及び感染症の患者に対する法律」に規定する新型インフルエンザが発生したことを宣言した。日本政府として、正式に新型インフルエンザの発生を認めた形となる。
　今後は、同法や検疫法に基づき、新型インフルエンザのまん延防止のため必要な措置を講じていくとともに、「新型インフルエンザ対策行動計画」等に則り、関係省庁と密接に連携しながら、国民の生命と健康を守るため、万全の対策を講じていく、としている。

※記事へのご意見はこちら