不動産・建設業界の関係者は、ゴルフ好きが多い。統計を取ったわけではないが、他の業種よりゴルフ愛好家が多いという印象を受けるのは確かである。
しかし、この世界的な不況の影響からゴルフの回数を減らしている人も多い。あるデベロッパーの幹部は、「平日ゴルフは行かないようにしています」と語る。業界環境が悪化する中、仕事に専念するようにしているのだという。またある不動産業者は、定期的に参加していた毎月のゴルフコンペにも、「仕事が減ってゴルフどころではない」として参加していない。
この業界においては、ゴルフ=仕事と見られていた時代もあったが、経済環境が変化をもたらした。ゴルフには行きたいけれど、それどころではないというのが実情のようだ。
【宮野 秀夫】
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