イフジ産業(株)(本社:糟屋郡粕屋町、藤井徳夫社長)は、5月1日、2月10日に公表していた2009年3月期の業績予想および期末配当予想の修正を発表した。
修正の理由について、損益については、原料高をカバーすべく2008年7月16日に「業務用液卵・冷凍卵の価格改定」を公表し、販売価格の改定を実施したものの、その結果、販売数量が減少したため、売上高は減少する見込み。また、販売数量の減少により在庫量の上昇が見込まれ、保管料や倉庫間移動の運賃の増加が見込まれるとしている。
一方、製造体制の見直しなど操業の効率化を図り、人件費を削減したことや、原油価格の下落などによる水道光熱費の減少、消耗品などのコスト低減に努めた結果、利益予想が前回発表の数値を上回ることが見込まれることから、通期業績予想を修正するとしている。
また、当期の期末配当については、業績が前回発表予想を上回る見込みとなったため、1株当たりの期末配当金予想を5円(年間配当金5円)から、8円(年間配当金8円)に修正するとしている。
◇2009年3月期 通期業績予想の修正
【売上高】
前回発表予想:103億6,100万円
今回修正予想:102億3,900万円
増減額:-1億2,200万円
【営業利益】
前回発表予想:2億2,000万円
今回修正予想:3億2,100万円
増減額:1億円
【経常利益】
前回発表予想:2億600万円
今回修正予想:3億100万円
増減額:9,500万円
【当期純利益】
前回発表予想:9,800万円
今回修正予想:1億4,800万円
増減額:5,000万円
▼関連リンク
⇒液卵・冷凍卵・卵加工品の製造販売 イフジ産業株式会社
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