ことし3月の福岡県内の有効求人倍率は、0,47倍と前月を0,02下回り、雇用情勢が悪化していることを示した。
福岡労働局によれば県内の3月の求職者は12万人余りで、前の月より1万人増加。一方、企業からの求人数は5万8,000人にとどまり、1人あたりの有効求人倍数は0,47と、前月と比べて0,02ポイント悪化した。
また、総務省が1日発表した3月の完全失業率は、前月よりも0,4%ポイント悪化の4,8%で2ヶ月連続上昇した。これは04年8月以来の高水準で335万人となった。
男女別の失業率では、男が0,5ポイント悪化の4,9%、女が0,3ポイント悪化の4,7%となっている。