先般、参加211金融機関による総額9,000億円を上回る民間金融機関主体では過去最大規模のシンジケートローンが組成された。
独立行政法人「石油天然ガス・金属鉱物資源機構」向け融資で、
期間1年、貸出金利はTIBORプラス0.21%、厳しい収益環境を背景に、参加は211機関となったもの。(同シ・ローンの主幹事は、みずほコーポレート銀行、三菱東京UFJ銀行、三井住友銀行他)
現在、金融機関に対しては地域の中小企業向け融資の増強が求められているが、不況の深刻化により安心して貸出ができる企業が少ない。
同シ・ローンは100%政府保証のため安全性が極めて高いこと及び収益性が高いこと等から多くの金融機関が参加したようである。
【久米一郎】
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