大阪府の橋下知事は7日に開かれた会合で、全国知事会が府に対して分担金を支払うよう求めていることについて「知事会がやっていることは国と同じだ」と全国知事会のあり方を批判した。さらに橋下知事は8日、予定されている全国知事会長選について、「(知事会に対する)僕の見直しの思いが実現できないなら、麻生渡会長の3選は支持できない」と述べた。
大阪府の広報課は、データマックスの取材に対し「会長を直接に批判したわけではない。知事会に30億円の留保金があり、その改善をやるべきだという橋下知事の思いが否定されたら、麻生会長を支持できないというのが真意だろう」としたうえで、「橋下知事としては、分担金などの見直しを求める要望書を全国知事会に対して出すよう部局に指示し、18日の全国知事会でも30億円の留保金や分担金の見直しを主張する」と答えている。
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