郵便貯金・簡易生命保険管理機構が管理する旧郵便貯金で、満期を迎えた定期性貯金の09年3月末残高が明らかになった。
郵政民営化直前の07年9月末までに預入され、満期を迎えた定額貯金、定期貯金、積立貯金の残高合計は5兆8,145億円。
満期を経過した郵貯残高は、通常貯金に移行し、機構は満期を知らせる案内状を顧客へ送付するが、払い戻しの請求がなく10年が経過した場合は、機構から再度案内状を送付する。
さらに、10年が経過すると、機構は権利消滅の催告書を送付。
催告書送付から2か月が経過すると権利が消滅するという。
【久米 一郎】
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