日本乾溜工業(株)(本社:福岡市東区、内倉貢社長)は、5月12日、2009年9月期第2四半期決算(非連結)を発表した。
当期の売上高は64億8,500万、経常利益は3億500万円、当期純利益は3億2,300万円となった。
売上高は、新型インフルエンザをはじめとする感染症対策などの防災安全衛生用品を、官公庁などへ積極的に営業活動を行なった結果、商品売上高が増加した。しかし、前第2四半期のような大型工事の売上高の計上がなかったこともあり、工事部門の売上高が減少した。
損益面についても、原価管理の徹底、経費削減に努めたものの、工事部門の売上高の減少が影響した。
四半期純利益については、投資有価証券売却益900万を円計上することが出来たものの、証券市場の低迷により投資有価証券評価損を400万円を計上した。
なお、第2四半期会計期間の業績については、建設事業の通常の営業形態として完成工事高が第2四半期会計期間に集中するため、通期売上高に対する第2四半期会計期間の売上高比率は高くなる傾向にあるとしている。
また、同時に、2008年11月18日に公表した2009年9月通期(2008年10月1日~2009年9月30日)の通期業績予想を、売上高100億円(増減額:-4億円)、営業利益7,000万円(増減額:-5,000万円)、経常利益7,000万円(増減額:-3,000万円)、当期純利益8,000万円(増減額:-2,000万円)に修正すると発表している。
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