北九州のコーヒー焙煎卸・小売業「極東ファディ(株)」の秋本正男会長が4月28日、死去した。78歳だった。葬儀は4月30日、しめやかに執り行われた。来る5月29日(金)11時半より、会社関係者を対象にしたお別れの会を実施する。場所はリーガロイヤルホテル小倉(北九州市小倉北区浅野2-14-2、電話093-531-1121)。本件に関する問い合わせ先は同社経営支援部(093-541-2275)、商品部(093-541-1176)まで。
秋本正男会長は昭和5年(1930年)9月1日、八幡で出生(現在の八幡東区)。明治大学商学部を卒業後、53年に極東ファディの前身となる極東商会を創業。57年に会社設立後、91年に現商号に変更した。コーヒー豆の焙煎卸と小売を行いながら売上を拡大し、91年にはC&C事業にも参画、1号店(現・PRO!S小倉店)をオープンさせた。
明大では相撲部に属する体育会系で、お酒をこよなく愛する豪快な親分肌の経営者として多くの人たちに慕われていた。2003年に創業50周年を迎え、07年には念願の自社大型物流センターを開設。06年には子息の秋本修治副社長に経営のバトンタッチを行い、自らは会長に就任していた。
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