福岡県朝倉市に本社を置き、ジャスダックに上場するオーケー食品工業(株)は12日、代表者の異動を発表した。
川崎幸夫社長が会長職に退き、取締役副社長の東久保正興氏が社長に就任することとなった。今年6月に行われる同社の定時株主総会で正式決定する。
東久保氏は同社の関連会社である日本製粉出身の62歳。2007年6月に同社の専務取締役就任後、08年6月に取締役副社長兼営業本部長に就任していた。
また、同社はあわせて09年3月期の非連結決算を発表。売上高は前期と比べ+1.4%の91億6,600万円と好調だったものの、利益面では今年2月に同社製造の業務用味付けあげ製品の一部において香味不良が発生したことが判明し、自主回収を実施。これに伴う自主回収関連損失を4億6,000万円計上したことで1億6,400万円の大幅赤字となった。
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