テレビや新聞などでこの不況下、勢いのある飲食業としてしられて紹介されている「餃子の王将」。
同店を運営する(株)王将フードサービスが2009年3月期連結決算を発表。同社の勢いを象徴する決算となった。
売上高は549億8,600万円と前年対比で+10.5%となった。
今期は関東、関西を中心に直営19店、FC9店を新規出店、FCから直営への移行が1店。直営5店FC4店の計9店舗の閉鎖があったものの、一店一店ごとに地域に密着した繁盛店作りを進めた結果、増収となった。
注文を受けてから手づくりの料理を出す事、お客ニーズに対応した本部の店舗支援、店長・チーフを中心とした接客研修の強化など同社の試みが売上に跳ね返った形となった。
また、利益面では営業利益は食材価格の高騰やガス代などの増加があったものの、増収効果により前年対比+16.2%の60億8,800万円となった。
経常利益は金融収支の改善などにより前年対比+17.9%の61億9,000万円、
当期純利益は投資有価証券評価損や固定資産除却損などの増加したものの、収用保証金などの計上もあって前年対比+18.5%の32億1,600万円となった。
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