民主党は12日、役員会と常任幹事会を開き、小沢代表の辞任を了承し、後継を選ぶ代表選挙の日程を決めた。16日午後に両院議員総会を開き、同党所属の国会議員による選挙を行ない、同日中に新代表を選出することになった。
代表選挙を巡っては、任期途中で代表が欠けた場合は両院議員総会で決めることができるという党規約に則って実施される。
代表選挙で予想される顔ぶれとしては、鳩山幹事長と岡田克也副代表の両氏が浮かび上がっている。若手の中からは岡田克也副代表を推す声が広がっているが、ベテラン議員からは執行部経験が豊富な鳩山幹事長をという声も上がってきている。今のところ両氏とも去就がはっきりしていないが、16日午前の告示に向けて激しい綱引きが行なわれる。
民主党福岡県連の助信幹事長は、具体的な名前は挙げていないが、「経験豊富で党内がまとまる」人物がふさわしいという見解を示している。県連所属の国会議員がどういう判断をするのか注目される。残すところあと3日である。