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特別取材

世界に開かれた九州の窓口「博多港」の将来像(1)
特別取材
2009年5月18日 08:36

九州国際大学 国際関係学部 准教授 男澤 智治氏
九州国際大学 国際関係学部 准教授 男澤 智治氏
 四方を海に囲まれた日本では古来より港が交易上非常に重要な役割を担ってきた。特にアジア諸国との緊密な関係が求められる昨今、港湾機能は益々需要が高まってきている。今回は国際物流論が専門で九州国際大学国際関係学部・准教授の男澤智治氏に地理的にアジア諸国に近い博多港の将来像を語って頂いた。

―世界と九州をつなぐ博多港の役割は今後さらに増すことが予測されます。この状況をどのように捉えていますか。

男澤 わが国では古来より、港は重要な位置づけとされてきました。特に大都市である東京・名古屋・大阪地域では輸出入の窓口として多大な経済効果をもたらしました。一方、山口を含む九州全域での人口は約1,500万人。その規模は首都圏、近畿地方に次ぐエリアとなっています。
 その中で中核をなしているのが、言わずと知れた福岡市です。九州の政治・経済・文化の中心としての発展は目覚しいものがあります。国内企業は拠点となる支店を設置、海外の企業、特にアジア地域の企業などは東京よりも地理的に近い福岡市に拠点を置く傾向があります。もっとも、その理由は本国から地理的に近いというだけではなく、福岡市が潜在的に携えている「魅力」があるからなのです。
(つづく)

【新田 祐介】



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