(株)スーパー大栄(本社:北九州市八幡西区、中山勝彦社長)は、5月18日、2009年3月期決算(非連結)を発表した。
売上高は前期比3.8%増の298億3,900万円、経常利益は同比52.8%増の2億7,400万円、当期純利益は、同比33.9%減の1億3,900万円となった。株式市場の低迷による投資有価証券の評価損2,800万円や固定資産の減損処理3,700万円などが響いた。
生鮮ディスカウントの鮮ど市場が、新規店舗、既存店舗とも安定した集客力と予想以上の売上高を確保し、業況は順調に推移した。
SM事業部については、08年11月、東折尾店を大型改装し、店舗の活性化を図った。一方、不採算の小型店舗2店を閉鎖し、人員の効率化に努めた。なお、競合スーパーの出店により苦戦していた三橋店については、08年11月、賃貸事業で再生を図ったため、大幅に収益が改善したとしている。
また、さらなる収益力の強化策として、有利子負債の圧縮、商品在庫の削減、仕入コストの削減など、収益に対する社員の意識改革を図ったとしている。
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