参加した8JVのうち、7JVが辞退、1JVが予定金額を1億7,500万円もオーバーする金額で応札した八女市の「交流センター1(八女市町村会館)」建設工事入札。市民を愚弄するような茶番劇の1か月前、同入札に関する「談合情報」が市役所に寄せられていた。
談合情報の内容は、データマックス取材班が情報公開請求によって入手した八女市が作成した「談合情報報告書」によって明らかとなる。(添付文書中、黒塗りは取材班による)
ご覧のように、八女市総務課に電話による談合情報が寄せられたのは今年1月19日。八女市長による入札実施の「告示」が1月16日であるから、その3日後にはこの情報がもたらされたことになる。八女市内を含め事情を知る関係者に取材したところ、談合情報の内容と合致する話は、ある時期から囁かれていたという。ところが八女市の談合情報への対応は不可思議であった。
(つづく)
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