この欄でも、何度も報じているアウトレットマンション。九州地区でもアウトレットマンションの販売は、通常の物件よりも値段が安いことで比較的好調な販売推移となっている。
ただし、アウトレットマンションとして売り出すには、その元々の事業主であるデベロッパーと金融機関との折り合いがしっかりとなされていることが前提となる。しかし、最近のアウトレットマンションは、残念ながら見切り発車というか、元々のデベロッパーと金融機関との調整が終っていない段階で、既に新たなマンションデベロッパーに「どうですか?」と打診があるというケースが増えてきているようだ。購入しようと考えている新たなデベロッパーにとっては、非常に迷惑な話である。
【宮野 秀夫】
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