福岡市議会の川口浩議長が続投する見通しとなった。2007年の福岡市議会選挙後、議長に選出された同氏は、任期の折り返しを迎えた6月議会を前に辞任するのではないか、との見方も出ていたが、残りの2年間も議長を務める見通しであることが議会関係者の話から明らかとなった。
同市議会では、最大会派である自民党市議団が議長職を独占し、これまで2年交代が慣例化していた。折り返しを迎えた時点で、自民党の一部から議長交代との声もあったようだが、正副議長の任期は「議員の任期による」(地方自治法)を遵守するのが当然として、川口議長の続投が決まったという。
05年には当時の川上義之議長(自民党)が2年で辞任し、妹尾俊見議員(自民党)にバトンタッチ、その後川口氏が07年から議長に就任していた。
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