金融庁に寄せられる「貸し渋り・貸しはがし」に関する情報が減少に転じている。09年1~3月に金融サービス利用者相談室が受け付けた貸し渋り・貸しはがし情報と金融円滑化ホットラインに寄せられた情報は合計302件。08年10~12月に比べて116件(約27%)減少した。 ここに来て減少に転じたのは、緊急保証制度等一連の政策効果によるものとみられている。ただし、水準的には高く、新規融資拒否に関する苦情も依然として多いという。
【久米 一郎】
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