全国生コンクリート協同組合連合会・全国生コンクリート工業組合連合会(ZENNAMA)の幹部と業界の今後について話し合った。
やはり キーワードは「集約化」である。
全国の生コンクリート工場の事業主は、集約化しなければならないということは重々承知のことであり経営が苦しいところは「集約化したい」という。
だが、「集約化するにも相応のコストが発生するケースが多い。一例として営業権、工場設備のスクラップ、人件費(退職金ほか)など概算で1工場を集約するには4億円かかる。4億円のコストを出しきれる企業がどれだけあるか」という厳しい現状であるという。
(つづく)
【河原 清明】
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