政府見解として“景気は底打ち”との話も出ているが、就職活動の最前線であるハローワークには、未だ求職者が列をなしている状況のようだ。
「求人の閲覧も多いですが、紹介状を出してもらったり相談したりする場合は、異常に待ちますね。1時間待ちはザラで、2時間待つもありますね」(求職中の48歳男性)。福岡某所のハローワークでは、「月曜日と金曜日は終日混雑していますね。その曜日以外の15時以降なら、比較的待ち時間は少ないですよ」(受付担当者)との話だ。
ちなみに、3月の福岡県の有効求人倍率は0.47と、依然と低い水準にある。特に事務職に関しては、約10倍の競争率という狭き門となっている。しかし、逆に求職率が低い業種としては薬剤師(医師)や自動車運転が挙げられ、特定の業種に応募が集中している模様だ。
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