福岡市は28日、市内の住宅用火災報知器設置率が27日現在で58%(※推定)であると発表した。消防法改正により、2006年6月から新築住宅では既に義務化されており、今月31日までには、全ての住宅で設置することになっている。
ここ5年間の住宅火災による全国の死者数は、2004年1,038人、2005年1,220人、2006年1,187人、2007年1,148人、2008年1,123人となっており、消防庁では「火災報知器設置の義務化が始まった2005年から減少傾向」と分析している。
しかし、福岡市では毎年15人前後が亡くなっており、設置義務化と市民の意識の高まりにより、火災死亡者ゼロになることを期待したい。
※福岡;688,344世帯(2009年4月1日現在)から1,523サンプルによる数値
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