こども病院の人工島移転に異議を唱える市民団体「福岡市立こども病院の人工島移転撤回を求める市民会議」が30日、「人工島移転決定のナゾに迫る」をテーマにしたシンポジウムを開催する。
シンポジウムの主題は、「検証・検討」―人工島への移転を決定した真相に迫る、というもの。そして、市政をチェックするはずの市議会が本来の機能を果たしていないことを指摘し、議会の責務を問うていく内容になっている。当日は基調講演に加え、様々な角度から討論が繰り広げられることになっている。
同会は、市議会に対して「調査特別委員会」(100条委員会)の設置を求める請願署名活動を進めている。当日は、こども病院問題を市民へアピールし、請願を成功させるためのパレードも予定されている。
●シンポジウム
日時 5月30日(土) 12時半~16時半
会場 福岡市民会館 小ホール(中央区天神5丁目1番・須崎公園北側)
●パレード
シンポジウム終了後から天神をまわり、市役所を取り囲むコース。
主催
福岡市立こども病院の人工島移転撤回を求める市民会議
代表世話人 羽田野法律事務所(092-715-5251)