新型インフルエンザの発生で、日本国内はパニックと化している。大阪府や神戸市などでは、学校の一斉休校措置も実施されている。この対応は過敏すぎるのではないか、という感じもする。対策マニュアルの練り直しも必要であろう。しかし、このインフルエンザよりも企業側にとって恐ろしいのは、似非(えせ)鬱病の横行だ。従業員200人を抱える会社Aは、なんと7%に及ぶ患者がいるという。福祉が充実しており、給料の補償も手厚い。その仕組みを悪用して、似非(えせ)患者が増えているそうだ。近々、10%に達して20人が休みだすのではないかと囁かれている。このほうが企業にとって厄介である。