新型インフルエンザの流行により、関西地方では経済活動にも影響が出ていることから、経済産業省は中小企業を対象にした金融支援の相談窓口を開設した。初日の25日、九州経済産業局に設置された相談窓口で応対にあたる職員は、「いまの段階では相談は来ていない。九州にはまだインフルエンザの影響が出ていないからでは」と話していた。また福岡商工会議所の担当者は「今日から開設しているが、問い合わせはない」と語った。
この金融支援は、日本政策金融公庫のセーフティ貸付を活用して行なわれているもの。インフルエンザの影響で資金繰りの悪化した企業を対象にし、金利の低い融資や返済期間の延長などについて、電話相談や面談に応じることになっている。
この相談窓口は、当分のあいだ続けられるという。
相談窓口は九州経済産業局中小企業課で、092-482-5447(午前9時~午後6時)。