黒崎播磨(株)(本社:北九州市八幡西区、古野英樹社長)は、6月2日、新日化サーマルセラミックス(株)(本社:東京都千代田区、近藤裕行社長)の株式を取得すると発表した。
新日化サーマルセラミックス社は、新日鐵化学(株)と、モルガン・クルーシブル社の共同出資会社で、セラミックファイバーなどの耐火断熱材の製造・販売を行っている。
取得の理由について、黒崎播磨社がファインセラミックス事業において手がける断熱材製品と、新日化サーマルセラミックス社の製品のそれぞれの断熱特性の補完関係を利用し、複合断熱機能製品を顧客へ一括して提案するなど、株式取得により両社の連携を図ることで、シナジー効果が期待できるためとしている。
株式の取得先は新日鐵化学(株)(本社:東京都千代田区、兵頭義雄社長)、取得株式数は4,900株(取得価額14億円、発行済株式総数に対する割合50%)。
株式譲渡期日は7月1日。
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