今年になっても依然としてマンションデベロッパーの倒産が相次いでいる。では、デベロッパーが倒産すると、販売中のマンションはどうなるのか?基本的には破産管財人(破産の場合)の腕一つになる。ある倒産したデベロッパーが手掛けたマンションは、当初は同業者がまとめて購入しようと触手を延ばしたが、結局金額面で破産管財人と折り合いがつかず、購入には至らなかった。その結果、そのマンションは競売となっている。デベロッパーの資金繰りは、まだまだ厳しい状況が続いている。今後もこういった事例が出てくるだろう。
【宮野 秀夫】
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