吉田宏福岡市長の定例会見は毎週火曜日とされているが、来週の会見を月曜日に変更するよう市側が記者クラブに申し入れたことから、市役所周辺がにわかに騒がしくなっている。
こども病院PFI事業の内容変更が明らかになってから、吉田市長は記者団の前で説明をしていない。質問が集中すると見られた2日(火)の定例会見は、お得意の「東京出張」で攻撃を回避した。
通常なら次の定例会見は9日の火曜日だが、市長サイドは8日の月曜日に会見を開きたいのだという。同日は議会運営委員会が開催されるが、その終了後、なんと市長自ら6月議会へ提出する議案を発表するという。異例のことである。
それほど市長がこだわりを見せる重要な議案とは一体何か!?周囲が色めき立つのも無理はない。市民に希望を与えるような話題を発信することが皆無となった福岡市役所だけに、大きな期待がかかっているのだ。
国会で09年度補正予算が成立したことを受けて、市の取り組みを公表したいらしいが、それなら定例会見でもよさそうなものである。時期が時期だけに、PFIに関する質問封じではないかとの見方も否定できない。
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