３日、福岡・熊本・佐賀の３県警による合同捜査本部が、福岡県田川市に本社を置く産廃処理業「九州エコテック」（旧社名・中村耐火、中村泰三社長）、同「サンクス」（中村泰三社長）などに対し、廃棄物処理法違反の容疑で強制捜査に入った。「製紙スラッジ」と呼ばれる「汚泥」を熊本県内や福岡県内で大量に不法投棄したと見られている。
　産廃業者の間では、複数の業者による「建設汚泥」の不法投棄も噂されており、事件の推移に注目が集まっている。
　建設汚泥については、行政側が中間処理後の追跡調査に及び腰のため、適正に処分されていない可能性が早くから指摘されている。
　

九州エコテック社の廃棄物運搬車両

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