5月25日、福岡県でも新型インフルエンザの感染者が確認された。当日から翌日にかけてマスクの売り切れ店が続出、だが10日たった今、その騒ぎは完全に収まりつつある。
感染者発覚直後、売り切れ状態であった福岡市内のとあるドラッグストアでは、騒動前よりも商品ラインナップが充実している。洗って干せば30回以上使用できるものや、マスクに絵柄がついたものなども登場している。「(騒動は落ち着きましたが)相変わらずマスクの売れ行きは好調です」と店員は語る。しかし、売れ行きに反比例して実際に着用する人たちは少ない。朝の通勤電車でも着用する人たちはかなり減少した。「次の騒動まで備蓄しているのでしょうね」と前出の店員は分析する。備えあれば憂いなしということであるが、油断は禁物である。
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