4日、民主党の小沢代表代行が福岡入りした。先月27日に次いでのたびたびの福岡入りに、情報をキャッチした自民党関係者は警戒感を隠さない。「1週間足らずでまた福岡に来る目的は何か?今回の福岡入りは先日の動き方とは違う。有権者向けのパフォーマンスでないことは確か。小沢さんが代表を辞めたことは、虎を野に放ったようなものかもしれない。裏で動いてもとがめられることのない立場になった」。
実際には連合福岡内の特定労組との調整だったというが、民主党関係者は「さすがに小沢代行の選挙に関する動きは違う。情報に基づき候補者のために戦う環境を作り上げていく。誰にもまねはできない」と小沢代行への賛辞を惜しまない。
鳩山体制下では理論の菅氏と選挙の小沢氏、役割分担がしっかりと固まったようだ。
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