堅実経営を貫いてきた地場マンションデベロッパーが、このところ相次いで新物件の開発に着手している。同業各社が販売に苦戦しているなかでの積極攻勢だけに存在感が際立つ。そもそも、全国的に不動産デベロッパーの破綻が相次ぎ、資金調達が困難な時になぜ立て続けに開発ができるのかを問うと、「銀行が資金を出さないのは当社も同じ。そのかわり、住宅金融支援機構を活用します」とのこと。事実であれば、今後マンションデベロッパーの事業資金の調達先として期待される。
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