マンションなどの集合住宅や戸建住宅に設置され、電気を発電し、余った電気は電力会社へ売ることができる太陽光パネル。徐々にではあるが、太陽光パネルは浸透してきているようだ。ここにきて、太陽光パネル設置に関してメリットとなる施策が発表された。
経済産業省は家庭などの太陽光パネルで発電した余剰電力を、現在の2倍の価格で電力会社に買い取らせる新制度を年内にも始める方針を固めた。当初の予定では来年の実施を想定していたが、消費者の高い環境意識を受けて、さらには太陽光パネルの普及を狙って、施策を前倒しする運びとなった。
現在、九州電力では25円/1kWhで購入しているが、この制度が実施されれば50円/1kWhで購入することになり、利用者にとってはうれしい制度である。使用する電力よりも売る電力の方が多い家庭が増えそうだ。また、太陽光パネルを設置する際、様々な補助金制度があることも見逃せない。
【新田 祐介】
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