(有)九州エコテック
産廃の不法投棄疑惑が浮上
九州乳業(株)
みどりブランドの危機
■総合不動産(東京)/(株)ジョイント・コーポレーションほか1社
【債権者判明】 負債総額 約1,680億円(2社合計)
代 表 : 東海林 義信
所在地 : 東京都目黒区目黒2-10-11
設 立 : 1973年3月
資本金 : 208億3,404万8,050円
年 商 : (09/3連結)1,195億8,300万円
5月29日、同社と連結子会社である(株)ジョイント・レジデンシャル不動産(東京都目黒区、代表:川島勝文)は東京地裁へ会社更生法の適用を申請した。申請代理人は松嶋英機弁護士(西村あさひ法律事務所、東京都港区赤坂1-12-3、電話:03-
5562-8500)ほか14名。保全管理人は新保克芳弁護士(新保法律事務所、東京都中央区日本橋3-3-9、電話:03-3242-1781)。負債総額は(株)ジョイント・コーポレーションが1,476億円、(株)ジョイント・レジデンシャル不動産が204億円の、2社合計で約1,680億円が見込まれる。
■総合建設(大阪)/(株)栗本建設工業
(株)栗本鐡工所の100%子会社 民事再生法適用申請 負債総額 約146億円
代 表 : 中 潤也
所在地 : 大阪市西区南堀江1-11-1
設 立 : 1946年4月
資本金 : 39億円
年 商 : (09/3)約281億7,500万円
弊誌2008年6月12日号「SIC」にて既報の同社は、6月4日、大阪地裁に民事再生法の適用を申請した。申請代理人は矢代勝弁護士(きっかわ法律事務所、大阪市北区堂島浜1-4-16、電話:06-6346-2983)。監督委員は石井教文弁護士(弁護士法人大阪西総合法律事務所、大阪市中央区高麗橋4-4-9、電話:06-6208-8771)。負債総額は約146億円が見込まれる。
■サッシ・ガラス工事(福岡)/(株)丸栄
【続報】 債権者判明 負債総額 7億372万円
代 表 : 吉永 宣之
所在地 : 福岡市東区社領3-7-1
設 立 : 1989年12月
資本金 : 2,000万円
年 商 : (08/3)4億8,223万円
弊誌4月9日号「モルグ」にて既報の、同社の債権者が判明した。破産管財人は橋山吉統弁護士(福岡清新法律事務所、福岡市中央区赤坂1-16-13、電話:092-715-4461)。負債総額は7億372万円が見込まれる。
■トップインタビュー
地域の活性化には広い視野が必要 特色を活かした地域の発展に貢献する
(株)筑邦銀行 頭取 佐藤 清一郎 氏
福岡県南部の多くの中小企業が戦後復興資金の調達に苦労し資金繰りの厳しいなかで、県南部の商工会議所等を中心に設立された経緯をもつ(株)筑邦銀行。今年度より頭取に就任された佐藤清一郎氏は、長くメガバンクのヨーロッパエリアの責任者を務めた実績をもつ。その広い視野をもった同氏に、今後の地方銀行としてのあり方や抱負などをうかがった。
所在地:福岡県久留米市諏訪野町2456-1
設 立:1952年12月
資本金:80億円
○経営者としての資質とは
○メガバンクとは違う地方銀行の役割と責任
○地域の特色を出した住みやすい街づくり
○原点に返り「おらが銀行」目指す
■クローズアップ
売上確保のために「腐れ縁」切れず 共同事業の失敗が尾を引く
高松組とロワール
5月15日に事業を停止した(株)高松組は、事後処理を弁護士に一任し、破産手続申請の準備に入った。負債総額は約65億円が見込まれる。老舗ゼネコンの破綻は何が問題だったのか。その原因のひとつだと指摘されているのが、4月30日に福岡地裁より破産手続開始決定を受けたロワール(株)との「腐れ縁」だ。
○共同案件の相手は高松組しか残らず
○売上確保にはロワールを手放せなかった高松組
○傷を舐め合うことで破産という悪循環に
■独占インタビュー
(株)ユニカ・緒方社長の言い分
福岡を代表するマンションデベロッパーで、「コアマンション」シリーズを展開する(株)ユニカ。『香椎浜3丁目A棟新築工事』の施工業者である(株)高松組の破綻により、さまざまな憶測が流れる事態となっている。同社社長の緒方寶作氏に聞いた。
○高松組に関して
○住生活グループに関して
○資金繰りについて資金繰りについて
■企業クローズアップ
会社のモットー「正直に誠実に」それが不景気でも受注を伸ばす秘訣
(株)アートホーム(オーナーズホーム若松)
日本を代表するような大手企業でも、前期決算で大幅な赤字を計上せざるをえないほど大不況の昨今。地場の中小企業のなかにも受注量の減少などで、今後の先行きが不透明な企業が多くなってきている。
代 表:麥田 啓二
所在地:北九州市若松区高須南1-8-38
設 立:2004年2月
資本金:1,000万円
TEL:093-742-5602
○独立を決めたのは、正直な仕事をするため
○「それほど不景気とは思わない」
■流通大競争時代
後退続くサンリブ 新興勢力に食われる
(株)サンリブの業績後退が続いている。前期は3期連続減収で、経常利益は4期ぶりの減益だった。今期の売り上げも横ばいが精一杯と見られる。
○3期連続の減収
○売り上げより利益重視
○SMはサンドイッチ状態
■東京レポート
大量消費と石油依存社会の終焉 GMの破綻で早まる電気自動車への転換
20世紀は石油と自動車の世紀だった。ゼネラル・モーターズ(GM)の破産は、石油依存社会の終焉を象徴する。GMは石油に依存した自動車王国を築きあげた覇者であったからだ。
○GM中興の祖、スローン
○自動車を見かけで売る
○大量消費社会の創出から低炭素社会への転換
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