デベロッパー各社はこの1年間、在庫の圧縮に懸命に取組んできた。しかし、ここにきて体力のあるデベロッパーやゼネコンは、新規物件の販売にも着手しだしている。
例えば、「照栄建設」(福岡市南区)は大野城市で来年3月完成予定の物件の販売を6月中旬から販売する予定。また、「西武ハウス」(福岡市中央区)は、福岡空港の近くで259戸の大型物件の販売を開始する。さらに、「JR九州」は、東区香椎駅前で72戸のマンションを6月6日にモデルルームをグランドオープンさせている。
マンション業界にはこれまで暗い話題が多かったが、ここにきてデベロッパー各社が新たなマンション販売を活発化させてきたことは、嬉しいニュースである。今後の販売動向に注目したい。
【宮野 秀夫】
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