マンションデベロッパーは、自社ブランドを販売する際、必ずといっていいほど自社ブランドの名前を物件名の頭につけている。一例を挙げれば、新栄住宅(株)(福岡市中央区)であれば「アンピール」ブランドであるし、泰平建設(株)(北九州市小倉北区)であれば「サンライフ」ブランドと、ブランド名を聞いただけでどの会社が販売しているマンションなのか一目瞭然である。しかし、最近はアウトレットマンションなども活発化してきており、ブランド名だけでは、どのデベロッパーが販売しているのか分かりづらくなってきている。
例えば、「アプローズ」ブランドと言えば理研ハウスのマンションであったが、福岡市東区原田で販売中の「アプローズ箱崎駅東」は、現在の事業主は(株)ランディックアソシエイツ(福岡市中央区)である。このように、ブランド名とそのデベロッパーが一致しないことも、最近は増えてきている。
【宮野 秀夫】
*記事へのご意見はこちら
※記事へのご意見はこちら