【調査内容】 ・業界動向 ・データ分析 ・評点ランキング ・売上高ランキング ・粗利率(売上総利益率)ランキング ・純利益ランキング ・借入依存率ランキング ・自己資金比率ランキング ・各社データ 【価格】 ・42,000円(税込) またはチケット2枚 |
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データ・マックスでは福岡地区の電気工事業者50社の調査を行なった。電気工事業と一括りにされるが、裾野が広い業界である。パチンコ店の電気設備工事に特化した業者、照明灯設置工事や信号機新設工事などの官庁工事に特化した業者、マンションやビル新築に付随する電気工事に特化した業者など様々。そのため、総体的に固定取引先を有する業者が多い。九州電力グループや西鉄、大手住宅メーカー等の良筋顧客1社に絞った取引を行なっている企業もなかにはある。そのような業者は受注も安定しているため、基本的に業績の崩れや焦げ付き発生等のトラブルは考えにくい。
一方で、ゼネコンの下請工事を核に展開している業者を取り巻く環境は厳しさを増している。最近では、福岡トップクラスのゼネコンと言われた高松組が破綻。建設業界全体に激震が走った。80億規模の売上高を有していた企業の破綻は、焦げ付きの被害のみならず、今後の受注活動にも影響を及ぼすこととなる。今回ピックアップした電気工事業者のなかにも高松組の取引業者や実際に高松組に焦げ付いた業者が数社あった。
依然として建設業界の先行きは不透明である。厳しい業界を生き残るためには、これまで体力を蓄積してきたかどうか、また単価の厳しいゼネコンからの受注を見直すなど、規模を縮小しつつも選別受注を行なっていけるかがポイントとなる。
今回作成した『2009年度版電気工事業者特別レポート』では、福岡地区に本社を置く電気工事業者50社の近年の業績、要約貸借対照表、工事経歴など、様々なデータを掲載している。業界動向の把握、与信管理にお役立ていただきたい。
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